CLOMO MDMは、i3 Systems社が提供する国内モバイルデバイス管理 MDMとして高い評価を得ています。本記事では、実ユーザー評価、機能の充実度、導入事例をもとに、CLOMO選定の判断基準をご説明します。
CLOMO MDM が選ばれる理由
国内シェアNo.1級の実績
CLOMO MDMは、国内中堅企業を中心に高いシェアを獲得しており、10年以上の運用実績があります。金融機関、製造業、小売業など、様々な業種での導入事例があり、業界別のベストプラクティスが蓄積されています。
国内企業向けに設計されているため、日本の法令遵守要件(個人情報保護法、マイナンバー対応など)への対応が充実しており、情報セキュリティ部門からの信頼が高いです。
iOS管理での優位性
CLOMO MDMの強みはiOS管理にあります。iOS端末の細粒度制御、App Store管理、Apple DEPとの統合が充実しており、Apple専用MDMのJamf Proと比較しても劣らないレベルの機能を提供します。
特にiPhone/iPad数が多い企業では、CLOMOの効率的なiOS管理機能により、IT部門の運用負荷を大幅に削減できます。
価格競争力
CLOMO MDMの料金は300円~500円/device/月(年間300~600万円程度)と、国内MDMの中で競争力があります。Jamf Pro(160~250ドル/device/月)と比較して、同等の機能をより低コストで実現できます。
日本語サポートの充実
24時間対応の日本語サポートが利用でき、複雑な問い合わせに対しても日本語での詳細なサポートが受けられます。ドキュメント、FAQも充実しており、新規ユーザーの習得期間が短いです。
MDM比較表
主要MDM製品の機能比較表。対応OS、リモートワイプ、アプリ管理、ポリシー設定などの項目で各製品を評価できます。
CLOMO MDM の主要機能
iOS・Android統一管理
iOS管理機能
- デバイス登録(ABM/VPP連携)
- Apple DEP対応(一括登録)
- アプリ配信・管理(App Store&MDM配信)
- 証明書・プロビジョニングプロファイル管理
- 設定プロファイル配信
- リモートロック・ワイプ
Android管理機能
- Android Enterprise対応
- Google Workspace 連携
- Google Play for Work アプリ配信
- デバイス管理者対応(レガシー)
- セキュリティパッチ管理
セキュリティ機能
デバイスセキュリティ
- 暗号化設定管理(iOS・Android)
- パスコード要件設定
- VPN・Wi-Fi自動配信
- 不正アプリ検知・ブロック
情報保護機能
- リモートワイプ機能(全データ削除)
- セレクティブワイプ(企業データのみ削除)
- デバイス紛失時即座対応
- コンテナ型セキュリティ対応
ポリシー管理
細粒度のポリシー設定
- デバイスグループ別ポリシー
- ユーザーグループ別ポリシー
- 部門別・役職別ポリシー
- 動的グループ管理
サードパーティ連携
- Active Directory連携
- Google Workspace連携
- Salesforce連携
- Office 365連携
実ユーザーからの評価
導入企業の声(事例1:製造業 1000名規模)
導入前の課題
- iOS・Androidが混在、複数MDMで管理
- IT部門が複数ツール習得に時間がかかる
- セキュリティポリシーの統一が困難
- デバイス紛失時の対応が遅延
導入後の効果
- 統一MDMによる管理効率化(2人月/月の工数削減)
- セキュリティポリシーの統一適用
- デバイス紛失時に即座にリモートワイプ実施(1時間以内対応)
- ユーザー教育時間の短縮(日本語UI)
ユーザー評価 「日本語サポートが充実しており、問い合わせに対して即座に対応してくれる。Jamf Proと比較して、導入コストも低く、初期設定も簡単」
導入企業の声(事例2:金融機関 500名規模)
導入前の課題
- 規制業界向けのセキュリティ要件が厳しい
- 個人情報保護が重要
- コンプライアンス報告書作成に時間がかかる
導入後の効果
- セキュリティ要件への自動準拠チェック
- コンプライアンス監査レポート自動生成
- デバイス紛失時の即座対応
- マイナンバー対応セキュリティ確保
ユーザー評価 「金融機関向けのセキュリティ要件に対応しており、監査部門からも評価が高い。価格も手頃で、ROI が高い」
CLOMO MDM のメリット・デメリット比較
メリット
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 価格 | 300~500円/device/月。国内MDMで最低水準 |
| iOS管理 | Apple DEP、VPP統合により、iOS特化の高度な管理が可能 |
| 日本語UI | 日本企業向けにカスタマイズされたUI。初期習得が短 |
| サポート | 24時間日本語サポート。問い合わせ応答が迅速 |
| ドキュメント | 日本語ドキュメント充実。FAQも充実 |
| 業界対応 | 金融・製造・医療など、業界別のベストプラクティス蓄積 |
デメリット・限定性
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Android管理 | iOS管理と比較して、機能が限定的 |
| Windows非対応 | Windows デバイス管理には非対応。別ツール必要 |
| Mac管理 | macOS管理機能は限定的(バージョン管理等) |
| グローバル対応 | グローバル展開時の多言語サポートは限定的 |
| エンタープライズ機能 | 大規模企業向けのカスタマイズオプション少ない |
| 高度なレポーティング | BI ツール連携が限定的 |
他のMDM製品との比較
Jamf Pro との比較
Jamf Proが優位
- macOS管理: CLOMOはmacOS管理機能が限定的
- グローバルサポート: 英語サポートはJamf が充実
- API・カスタマイズ: Jamf が豊富なプラグイン提供
CLOMOが優位
- 価格: CLOMOはJamf の半額以下
- 日本語サポート: CLOMOは24時間日本語対応
- iOS管理: 同等のレベルで、コストが低い
Microsoft Intune との比較
Intuneが優位
- Windows管理: Windows管理ではIntuneが圧倒的に優位
- M365統合: M365に含有のため、追加コスト不要
- グローバル対応: Intuneはグローバルサポート充実
CLOMOが優位
- iOS特化: CLOMOはiOS管理に特化、高度な制御が可能
- 価格: Intuneはユーザー単位課金のため、大規模企業では高額化
- 日本企業向け: 日本語UI・サポートがCLOMOが充実
低額国内MDMとの比較
CLOMO と同水準の価格帯MDMとしてLANSCOPE MDM があります。
| 項目 | CLOMO | LANSCOPE |
|---|---|---|
| 価格 | 300~500円/device/月 | 350~450円/device/月 |
| iOS | ★★★★ | ★★★ |
| Android | ★★★ | ★★★ |
| Windows | ×(非対応) | ○(限定的) |
| IT資産管理 | × | ◎(充実) |
| マルウェア検知 | ○ | ◎(高度) |
| 日本語 | ◎ | ◎ |
CLOMO MDM 導入の判断基準
CLOMO 導入が適している企業
-
iOS 管理を重視する企業
- iPhone/iPad が多数
- iOS 特化の高度な制御が必要
- Apple DEP/VPP を最大限活用したい
-
国内企業向けMDMを求める企業
- 日本語サポート重視
- 日本の法令対応が必要
- 国内ベンダーから購入したい
-
コスト最適化を重視する企業
- MDM コストを最小化したい
- iOS/Android で十分(Windows 不要)
- 低価格帯で高機能を求める
-
金融・医療など規制業界
- 個人情報保護法対応
- マイナンバー対応
- コンプライアンス要件厳しい
CLOMO 導入が適さない企業
-
Windows デバイス管理が必須
- Windows PC を多数管理
- Windows 統一管理が必要 → Microsoft Intune 推奨
-
macOS 管理が重要
- Mac デバイスを多数保有
- Mac に対する高度な制御が必要 → Jamf Pro 推奨
-
グローバル企業向けMDM
- 多言語サポートが必要
- 海外拠点でのサポート要 → Jamf Pro、Intune 推奨
-
大規模企業(5000台超)
- 高度なカスタマイズが必要
- エンタープライズ機能が必須 → Jamf Pro、Intune 推奨
CLOMO MDM 導入時の注意点
移行時の課題
複数MDMからCLOMOへの移行時には、以下に注意が必要です:
デバイス再登録の手間 既存MDMからの移行時、全デバイスの登録解除→再登録が必要です。iOS・Android合計数百台の場合、2~4週間の期間が必要です。
ポリシー再構築 既存ツールのポリシー設定をCLOMOの仕様に合わせて再構築します。特に複雑なグループ構成の場合は、1~2ヶ月の準備期間が必要です。
ユーザートレーニング ユーザーに対してポータルサイトの使用方法、ヘルプデスク問い合わせ方法などの教育が必要です。
運用上の注意
セキュリティアップデート監視 iOS・Androidのセキュリティアップデートを定期的にチェックし、CLOMOのポリシー更新を行う必要があります。
デバイス登録率の維持 導入初期は登録率が低くなる傾向があります。ユーザー教育、インセンティブ提供により、登録率を維持することが重要です。
サポート体制の構築 IT部門がCLOMO運用に習熟するまでの間、ベンダーのサポートを活用することで、スムーズな運用が実現します。
CLOMO MDM と LOCKED の選択基準
CLOMOとLOCKEDはいずれも国内MDMで、日本語対応が充実しています。以下の観点で比較します:
| 観点 | CLOMO | LOCKED |
|---|---|---|
| 価格 | 300~500円/device/月 | 160円/ID/月(デバイス増加時固定) |
| iOS | ★★★★ | ★★★★ |
| Android | ★★★ | ★★★★ |
| Windows | ×(非対応) | ★★★★ |
| Mac | ○(限定) | ★★★ |
| 課金体系 | デバイス単位 | ID単位 |
| 成長対応 | デバイス増加時にコスト増 | デバイス増加時も固定 |
CLOMOが向いている場合: iOS 特化、低価格で十分 LOCKEDが向いている場合: マルチプラットフォーム、企業成長時のコスト効率
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